糖質制限による効果はダイエットだけじゃない!体験してわかった8つのメリット

2015年の1月6日から糖質制限ダイエットを実践している筆者だが、2月20現在、約一ヶ月半の実践で体重は11キロ減(86キロ→75キロ)、肥満度を測る指標であるBMIにおいては、29.4から25.7に減少と予想以上の結果が出た。

また、体重が減るだけではなく、糖質制限による効果と思われる体調面の変化も現れたので、この記事ではダイエット効果以外のメリットをまとめてみたいと思う。

筆者が実際に体感できた、糖質制限ダイエットによる体重減以外の8つのメリットは、以下の8つだ。

1.日中の眠気がなくなった

以前なら、日中どうしようもない極度の睡魔に襲われることが少なくなかった。それが現在は、前日の睡眠時間が明らかに少なかったときを除けば、昼食後に仮眠をとることがなくなり、午後の仕事も最初からトップギアで行えるようになった。

今までは昼食時に炭水化物(お弁当の米飯)を摂取していたが、睡魔が襲ってくるため1時間の昼休みの後半は仮眠に当てることが多かった。

糖質制限ダイエットを始めて、おかずだけのお弁当になったところ、びっくりするくらい眠気がなくなり、昼休みを情報収集や読書の時間に当てられるようになった。

これは、炭水化物をほとんど摂取しなくなったために、消化に余計な血流を取られなくなり、血糖も安定したため、脳への血流が滞らなくなったためと思われる。

仮眠をとっていたころは、午後の始業時間になってもスッキリと目覚められないことも多く、午後の仕事がはかどるまでエンジンがなかなか温まらないような感じだった。

これは本当に嬉しい誤算で、仕事の効率がアップしたおかけで、ケアレスミスも減り、終業時間には仕事が残っていることがほとんどなくなったのだ。

index

2.肌荒れが改善された

筆者の肌荒れ歴は長く、15歳の思春期のころからつい最近まで続いていた。現在44歳なので、実に30年近くニキビ、肌荒れに悩まされてきたわけだ。

肌にいいと言われる石鹸、ソープの類はかたっぱしから試したし、皮膚科でピーリングや漢方の処方、抗生物質の投与などもひと通り経験した。

ここ5年ほどはプロアクティブが合っていたようで、洗顔やスキンケアでプロアクティブの商品を使用している間は、なんとか吹き出物、ニキビが出るのをある程度抑えることには成功していた。

ところが、油断してプロアクティブの使用をサボったり、ついつい暴飲暴食してしまうと、必ずと言っていいほど肌荒れが再発していたのだ。

今回、1月6日からの糖質制限ダイエット開始時に、偶然プロアクティブの買い置きが切れたため、普通の石鹸による洗顔のみで対応していたのだが、覚悟していた肌荒れの再発がまだ起きていないのだ。

今まで散々肌荒れで苦労していたのは、もしかしたら糖質の過剰摂取が原因だった可能性がある。原因がわかってうれしいという気持ちはあるが、反面、なんでもっと早く気づかなかったのだろうという後悔の念もある。

肌荒れがピークだった10代後半からの20年間は、人前に出るのが恥ずかしく、恋愛に積極的になれない自分がいた。「後悔先に立たず」はわかっているのだが、もしキレイな肌で青春時代を過ごしてたら、学校生活や30代までの生活が、いや、人生そのものが変わっていたかもしれない・・・

OO85_skincare1209500-thumb-750x500-3738

3.鼻炎などのアレルギー症状が出にくくなった

筆者は子どもの頃からアレルギー体質で、小児喘息やアレルギー性の鼻炎、花粉症に悩まされてきた。小児喘息は水泳に通ったり、胎盤療法という治療のおかげもあったのか、10代半ばにはほとんど症状が出なくなってはいた。

ただ、アレルギー性鼻炎や花粉症は依然として続いており、ちょっとほこりっぽい空気を浴びると、家人に「近所迷惑だ」と怒られるほどのひどいくしゃみを連発してしまう。

また、春の花粉症シーズンでは約2ヶ月憂鬱な時期をいつも過ごし、症状がピークのときには頭が重苦しく、何をしていても集中できないといった感じだった。

現在2015年の2月20日であり、花粉症の症状に対しても効果があるのかどうかはわからないが、少なくともアレルギー性鼻炎の症状は嘘のように出なくなっている。

以前よりほこりっぽいところに出かけなくなったとか、掃除をマメにするようになったわけではないので、これもやはり糖質制限を行ったことによる効果ではないかと思っている。

4.睡眠時無呼吸症候群やいびき、喉の痛みがなくなった

1の「日中の眠気がなくなった」ことの一因ともなっていると思われるのだが、睡眠の質が高まったような気がする。

具体的には、睡眠時のいびきがなくなり、呼吸が短時間止まってしまういわゆる「睡眠時無呼吸症候群」の症状がなくなったようなのだ。自分のいびきで起きることもないし、家人からも「いびきをかかなくなったね」と言われている。

さらに、以前は空気が乾燥する冬は、必ずと言っていいほど喉に炎症が起こる喉風邪を引き、ひどい時は3日ほど唾液を飲み込むこともできなっかったのだが、その喉の炎症も今シーズンは一度も起こっていない

これは、ダイエット効果により、今までは狭くなりがちだった気道が広くなったため、睡眠時に口ではなく鼻で呼吸できるようになったたことが起因していると思われる。

舌が沈下し気道を塞ぐことがなくなったため、いびきが減り呼吸が止まることもなくなり、口呼吸ではなく本来の鼻呼吸にもどったのだろう。乾燥時に口呼吸をしていると、どうしても喉を痛めやすいのだが、鼻呼吸のために口の中が潤っている状態を保てるようになったみたいだ。

その証拠に、以前は起きがけに口の中が尋常じゃないくらい乾ききり、痰の量も多く、自分でもわかるくらい起床時の口臭がひどかったのだが、それがほとんどなくなったのだ。

当時は起きてすぐに洗面所でうがいをすると、なんとも言えないドロッとした茶色いものが喉の奥の方から出てきていたのだが、その量や色の濃さが明らかに改善されているのだ。

全ては、正しい鼻呼吸での睡眠となり睡眠の質が高まったことによるものと思われる。

shoyama20140625-540x360

5.日中の倦怠感や気が滅入ることが少なくなった

これは睡眠の質が高まったことや、後述する胃もたれ、胸やけといった消化器系の症状が出なくなったこと、ダイエットで体が軽くなったこと、糖質制限ダイエットを続けて結果が出ているという達成感など、さまざまな要因があると思われる。

以前ならなんとも言えない漠然とした不安感というか鬱々とした気持ちで1日を過ごすことが多かった。

今はこうやってブログで他者に向けて文章を書けるようになるまで、明るく前向きに希望を持って日々過ごせているような気がする。

6.午前中の胃もたれ、胸やけがなくなった

以前は起きがけから昼食時あたりまで、胃や胸がどんよりと重苦しくスッキリしないことが多かった。晩御飯でガッツリ炭水化物を取っていたため、目覚めてもなお消化器系が働いている気がして、仕事への集中力にも影響していたような気がする。

胃もたれ、胸やけがなくなったことで、一日中体が軽快に動いてくれている。

images

7.空腹時のイライラがなくなった

以前の空腹時は、血糖が乱高下したことによると思われるイライラがよくあった。そのイライラを解消するために、晩御飯でとことん満腹なるまで炭水化物を中心とした食事を摂り、お酒も日本酒やビールといった糖質の多いものを摂取していた。

現在は空腹感の質が違うというか、「あ、今脂肪が燃えているんだな」と感じられるようになった。食事になってもガツガツと食べることがなくなり、以前よりは明らかに少ない量でも満腹感を得られるようになった。

糖質を制限したことで血糖が安定したためと思われる。

8.二日酔いがなくなった

お酒はもともと大好きな筆者であるが、糖質制限ダイエットを始めてからは、日本酒、ビールをやめて、代わりに糖質の少ない焼酎を飲むようにしている。

お酒自体が糖質の少ないものであるのと同時に、お米や麺類といった炭水化物を摂らなくなったことで、それらの消化に回されていたエネルギーがアルコールの分解に回されるようになり、より短時間でお酒が抜けるようになったのではないだろうか。

OZP86_zutuugaitai500-thumb-750x500-3694

まとめ

いかがだっただろうか。筆者が体験した、糖質制限ダイエットによると思われる体重減少以外のメリットを振り返ると、

1.日中の眠気がなくなった
2.肌荒れが改善された
3.鼻炎の症状が出にくくなった
4.睡眠時無呼吸症候群やいびき、喉の痛みがなくなった
5.日中の倦怠感や気が滅入ることが少なくなった
6.午前中の胃もたれ、胸やけがなくなった
7.空腹時のイライラがなくなった
8.二日酔いがなくなった

以上の8つとなる。これはあくまで主観的なものだし、糖質制限ダイエットが合うかどうかには個人差があるだろう。そのため、あなたが糖質制限ダイエットを始めても同じような改善点が全て得られるとは限らない。

ただ、これらの症状に当てはまるものがいくつかある場合は、健康を害さない範囲で挑戦してみる価値はあるのではないだろうか。もちろん、何か治療を継続しているような疾患がある場合は、主治医に相談の上、始めることをオススメする。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

みんなにシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

管理人をフォローする

スポンサーリンク
レクタングル大