貧乏ゆすりの原因は心理的なもの?病気や健康との関連は?

会議中や病院の待合室など、静かな場所で突然カタカタカタカタ・・・と音がする。何かなと思って見回してみたら、近くに座った人が貧乏ゆすりをしていた、なんて経験ありますよね?

自分が無意識のうちに貧乏ゆすりをしているのを指摘された、という人もいるでしょう。

そもそも貧乏ゆすりをしてしまうのは一体どうしてなのでしょうか?心理的な原因なのか、それとも病気と関連があるのかを調べてみました。

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貧乏ゆすりとは

貧乏ゆすりとは、一般的には椅子などに座った状態で、脚、特にヒザを揺らし続けてしまう動作のことです。貧乏ゆすりをしている本人は無意識であることが多く、他人から指摘されて始めて気づくことも少なくありません。

「貧乏ゆすり」という名称の由来ははっきりしていませんが、貧乏人が寒さに震える様子をたとえたものというのがよく知られています。

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貧乏ゆすりの原因

貧乏ゆすりの原因は、はっきり解明されておらず、脊髄反射によるものとか、本能的に下半身の血流を良くしようと動かしてしまう、などが考えられています。

しかし、基本的に貧乏ゆすりをしている人は何らかのストレスを抱えているケースが多く、心理的な要因が大きいようです。

例えば、会議中やテスト中、人を待っている最中など、ストレスがかかりやすい環境で貧乏ゆすりをしている人が多いと感じたことはないでしょうか。

人は強いストレスや緊張を感じたとき、それを解消するために本能的に何らかの行動を起こしてしまうことがあります。その行動が、無意識のうちに貧乏ゆすりとなって現れるのです。

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病気や健康との関連

心理的な要因が大きいとされる貧乏ゆすりですが、1つ原因として疑われる病気があります。それは、「むずむず脚症候群」です。

むずむず脚症候群になると、その名のとおり、脚がむずむずしたりかゆくなったりします。そのために脚を動かさずにいられない状態となり、貧乏ゆすりとなって出てきてしまうのです。

貧乏ゆすりがくせになっている人で、脚がむずむずするなどの場合は、一度病院で相談してみましょう。

しかし、逆に健康に良い面もあると言われています。貧乏ゆすりはストレスの解消になるだけでなく、血行がよくなってむくみや冷えの解消につながるようです。

また、血行がよくなることから、エコノミー症候群の予防としても利用できます。もし、長時間飛行機に乗ることがあれば、周囲の迷惑にならない程度に、意識的に脚を動かしてみるのも良いかもしれません。

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まとめ

貧乏ゆすりを引き起こす心理的な要因や、病気との関係についてまとめてみました。健康に良いこともあるというのは貧乏ゆすりのくせがある人には朗報ですね。でも、自分のストレス解消になっても周囲の人にストレスを与えることがないように注意しましょう。

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