ワキガの原因は何?効果のあるワキガ対策とは?
夏になるとどうしても気になってくるのが匂い。汗の匂いや足の匂いなど、いろいろと気になる匂いはありますが、特に気を付けたいのがワキガ。
単なる汗の匂いとは違い、独特の匂いのするワキガの原因とは、一体何なのでしょうか。また、効果的なワキガの対策を紹介しましょう。
■この記事の目次
ワキガの原因
汗をかくと、ワキガが気になりますよね。そのため、汗自体が匂いを持っていると考えている人も多いでしょう。
しかし、実は汗というのは本来は無臭のもの。では、なぜ匂いがするようになるかというと、原因は細菌なのです。
脇にあるアポクリン腺から分泌される汗には皮脂やタンパク質など様々な成分が含まれます。この汗が皮膚の表面にある細菌によって分解されることで、匂いが発生してしまうのです。
アポクリン腺の数や大きさは人によって異なりますが、この数が多かったり、大きさが大きい人が一般的にワキガになりやすいと考えられています。
このアポクリン腺の働きを活発化させてしまうのが、高脂肪の食生活。そのため、欧米では、80%以上の人がワキガ体質であるのが特徴。
日本は欧米に比べると魚や野菜中心の食生活のため、ワキガの人は欧米に比べて少なく、10~15%程度と言われています。しかし、近年は日本でもファーストフードの利用などが増え、アポクリン腺が活発化する人が増えてきているようです。
効果のあるワキガ対策
ワキガ対策として効果があるのは、まず食生活の改善です。先に説明したとおり、高脂肪の食生活はアポクリン腺を活発化させてしまい、ワキガ体質の人にとって、ワキガを悪化させる要因となります。
そのため、動物性タンパク質を多く含む肉類や、にんにく・ニラなどの匂いの強い食べ物を避けることが重要です。また、逆に豆腐や納豆などの大豆製品や梅干し、しょうがなどには匂いを抑える効果があるので、摂りいれていくとよいでしょう。
そして、重要なのは入浴の仕方。夏になると暑い日が続くため、シャワーで済ませてしまう人も多くなるでしょう。
しかし、シャワーではなかなかしっかり毛穴の汚れを落とすことができません。その結果、細菌が繁殖しやすくなり、ワキガの原因となってしまうのです。
そのため、夏でもしっかりお風呂に浸かることが重要。お風呂に入ると毛穴が開いて汚れが落ちやすくなるため、必ずお風呂に浸かるようにしましょう。
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まとめ
ワキガ対策として重要なのは、アポクリン腺から出る汗を抑えたり、質を変えること。食生活や日常の生活に注意することで、改善できることもあるのです。ワキガが気になると言う人は、まず自分の生活を少し見直してみてはいかがでしょうか。