七五三のレトロ着物・アンティーク着物って何?どこで借りられるの?
七五三といえば、子供の成長を感じる行事の一つ。七五三のときには子供にどんな着物を着せようかと考えると、わくわくしますよね。
最近ではドレスのような洋風のデザインの着物や、今風のブランド着物など、様々な種類があります。
でも、せっかく子供に着物を着せるなら、今風の着物ではなく、レトロなアンティーク着物を着せたい!そう思う親御さんも多いようです。
でもアンティーク着物って、古いものなのはわかるけど、一体いつ頃のものなの?そんな疑問を持つ人も多いはず。
そこでアンティーク着物の定義と、七五三用に子供のアンティーク着物をレンタルする場合、どういったところを探せば良いのかを紹介しましょう。
■この記事の目次
レトロ着物・アンティーク着物とは?
アンティーク着物とは明治~大正~昭和初期頃までに作られた着物のこと。
着物も、洋服と同じでその時代によって流行があります。柄や生地、色の使い方、発色、仕立て方などに独特なものがあり、現代着物とは違った雰囲気になっています。
また、昭和初期以前は、日本人の体型も今と比べて小柄だったため、大人用の着物でも小さく作られている着物が多いのも特徴の一つです。
昭和中期以降になると、色使いや柄などが現代着物と同じ形態となったため、これらはリサイクル着物として扱われています。アンティーク着物には愛好家も多く、状態の良いものは数十万~数百万の値がつく場合もあります。
どこで借りるの?
では、七五三用のアンティーク着物はどこでレンタルすればよいのでしょうか。
現代着物であれば、呉服店やレンタル衣装店、写真館などで借りられる場所はたくさんあります。しかし、アンティーク着物の場合は、アンティーク着物を専門に取り扱っているショップで借りるのが一般的です。
七五三用のアンティーク着物をレンタルしているお店を紹介しましょう。
アンティーク着物の灯屋2
七五三用の着物はほとんどがアンティーク着物というショップ。アンティーク着物を探しているなら、のぞいてみる価値のあるお店です。
おはりばこ
手作りの髪飾りを購入した人だけアンティーク着物がレンタルできるというお店。レンタル料は4~7万円程度が一般的。着物によっては10万円を超えるものもあり、現代着物と比べるとかなり高額です。
また、ポリエステルと違い、正絹の着物は少しの汚れでも専門家のクリーニングが必要になります。そのため、着物を着たままの飲食は禁止となっている店がほとんどです。
まとめ
アンティーク着物はすべて一点ものという特別感もあり、七五三のようなお祝いごとにはぴったり。着物が好きな方には特におすすめです。
予算的に辛い、ということであれば、最近はポリエステル製でも古典柄の着物も増えてきています。そういった着物も検討してみてはいかがでしょうか。