就活のネクタイ 色、柄、ブランド 失敗しない選び方

ズバッと解決!

時間がない方のためにズバット結論だけ述べますと、

1.迷ったら赤系統と青系統の二色を押さえよ
2.余裕があれば黄色やグレーなどTPOに応じて使えるものを
3.身の丈にあった価格で自分に合うものを

就職活動、いわゆる就活の時期になると、スーツ、ネクタイ、シャツ、靴など服装について悩んでしまいますよね。企業の面接官に失礼がないように、それでいてしっかりアピールできる服装を心がけたいものです。

ここでは、ネクタイにスポットを当てて、就活で失敗しないための選び方を、色、ブラント、柄、太さ、長さ、価格といった項目ごとに見て行きたいと思います。

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ネクタイの重要性

就職活動においては、着るスーツや締めるネクタイ、シャツ、靴などの服装が、面接官に与える影響は大きいです。

人は見かけによらないとか、人を見かけで判断してはいけないなどと言いますが、短期決戦である就活においては、見た目が合否を左右する重要なファクターであることは、あなたも十分に認識していることでしょう。

特にネクタイは顔に近いため、あなたの表情や第一印象を決定づける強い要素となります。

メラビアンの法則

人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれている。

出典:ウィキペディア
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ネクタイ選びに欠かせないファクター

ネクタイ選びに欠かせないファクターには、色、柄、太さ、価格といったものがあります。順番に見て行きましょう。

ネクタイの色選び

ネクタイの色で無難なのは、赤系統や青系統と言われています。黄色やグレーは使い方次第では功を奏するでしょう。まずは赤系統と青系統の二色を押さえ、必要があれば、黄色やグレーも考慮します。

それぞれの色のイメージ

白:善、雪、無、真理、清潔、純粋、無罪、無知、賛成など

黒:夜、悪、死、防衛、武勇、汚濁、有罪、炭、富裕層など

栗(茶色):土、豊穣、糞、執着など

赤:血、生命、火、左、力、愛、女、情熱、危険、熱暑、革命、勇気、攻撃、敵、電気、太陽(日本)など

橙:温暖、快活、陽気、幸福、誇り、野心、忍耐など

黄:太陽、穀類、電子、金、注意、臆病、活発、明快、乾燥、地下、王位、色欲など

緑:植物、自然、安全、健康、希望、幼稚、平和、新鮮、湿潤、嫉妬(英語圏)、エコロジーなど

青:水、正義、右、冷静、知性、悠久、未来、誠実、味方、防御、貧乏、憂鬱、寒冷、涙、男、月など

紫:王位、高貴、優雅、神秘、節制など

金:神、宝、光、生など

灰:中立、不潔、陰鬱、不変、沈静など

引用:ウィキペディア
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赤のイメージ

赤のイメージとしては、情熱的で積極性があると思われます。全ての職種に向く定番の色ですが、自分を情熱的、行動的と見られたい人、体育会系の企業を狙っている人には特におすすめです。

余談ですが、女性の口紅の色に赤系統が多いのも、もともとの唇に近いということもありますが、より自分を魅力的に見せるためと思われます。

グレーや茶系統といったおとなしい地味な色よりも、自分をアピールする就職活動においては、定番で無難な色といえるでしょう。


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青のイメージ

次に青ですが、この色は知的で誠実な印象を与えます。そのため、金融業界や公務員等のお堅い業界を目指す方に特におすすめです。

もちろんそれ以外の職種にも定番でおすすめなのですが、赤系統のネクタイの人と並んだ場合、見た目の印象としては相対的に地味目に見えるかもしれません。


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繰り返しになりますが、就活生のネクタイ選びで迷ったらまずは赤系統や青系統の定番の色を押さえることをおすすめします。

赤系統と青系統だけで、就活生が選ぶネクタイの約8割を占めるとも言われていますので、これらを二本そろえておけばまず間違いはないでしょう。

では、他の色は使えないかというとそうではありません。紹介した赤や青を使用する就活生が多いことを考えると、あまり派手すぎず、かつ、それなりに目立つ色も有効でしょう。

他の色についても見て行きましょう。

黄色のイメージ

例えば黄色があります。黄色は元気でフレッシュな印象を与えます。アパレル業界やクリエイティブな業界の企業に就職したい方には、他人よりちょっと目立つ色である黄色は特におすすめです。

逆に言うと、赤や青に比べるとカジュアルな印象を与えますので、金融機関や公務員系のお固い業界においては、派手な印象を与えかねません。


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グレーのイメージ

グレーの場合は、おとなしい落ち着いた印象を与えますが、先程述べたようにやや地味な印象を与えるため、フレッシュさという点は見劣りします。

しかし、堅実で真面目な印象を与えてくれるため、そのような人材を求めている企業での就活や、グループディスカッションにおいて効果を発揮するでしょう。


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その他の色

紫やピンク、緑など様々な色がありますが、目立つ半面、悪い印象を持たれる場合もありますので、使う場合は、気をつけたほうが良いでしょう。

逆にうまく使えば自分を強く印象づけることができますので、スーツやシャツとのコーディネートに自信がある方なら、チャレンジしてみてもよいでしょう。

また、個性あふれる人材を求めている業種や企業で勝負するなら、積極的に使ってみるのも一考です。


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ネクタイ柄の選び方

次に、ネクタイの柄(がら)についてです。ネクタイの柄には次のような物があります。

  • 無地(ソリッド)
  • 水玉(ドット)
  • ストライプ(レジメンタル)
  • 格子(チェック)
  • 小紋(こもん)
無地(ソリッド)

無難なのは何と言っても無地(ソリッド)でしょう。洗練された上品なイメージがありますので、他の柄で失敗したくない人は無地(ソリッド)を選ぶのがいいでしょう。


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水玉(ドット)

水玉(ドット)には落ち着きのあるイメージを与えると言われていますので、これも定番のひとつでしょう。


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ストライプ(レジメンタル)

ストライプもよく見かける定番の柄ですね。爽やかな元気あふれる印象を与えますから、就活には持って来いですね。

ストライプ(レジメンタル)には実は二種類あり、向かって(相手から見て)右上がり(片仮名の”ノ”の字に見える)のものをヨーロピアン(英国式)、逆に、向かって(相手から見て)右下がりのものをアメリカン(米国式)と呼びます。


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日本の企業では右下がりということばが業績悪化をイメージさせることから、嫌われることもあると言われています。

量販店に出回っているのは、ほとんどが右上がりのヨーロピアンスタイルでしょうから、あまり気にすることはないかと思いますが、一応頭に入れておくとよいでしょう。

格子柄(チェック)

チェックは知的なイメージを与えると言われています。


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小紋(こもん)柄

その他、小紋(こもん)と呼ばれる柄もあります。


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着物にも古くから使われている和柄ですから、これも定番スタイルの柄と言えるでしょう。

ただし、模様が大きい物ほどカジュアルな印象を与えますから、色や太さといった別の要素との兼ね合いを見て、業種によってはカジュアルになり過ぎないよう気をつけたほうがよいと思います。

ネクタイ柄についてのまとめ

こうしてみると、キャラクターものや派手な柄、模様が大きい柄以外は、まずまず何を選んでも大きなミスにはならないと思います。柄単独で考えるより、先ほど挙げた色との組み合わせの方を慎重に行いましょう。

色がおとなしめでも、柄で個性を出すことが可能ですし、ちょっと目立つ色であっても柄をうまく選択するとバランスが取れますよね。

ネクタイの太さについて

次にネクタイの太さです。

ネクタイの太さについては、身につけた時に相手に見える側、いわゆる大剣と呼ばれる大きい部分が重要です。

昔から長さ9センチ以上のものが主流と言われていますが、現在はそれよりもやや細身のものも人気があるようです。ただ、就活などフォーマルな場においては、あまりに細身のものはファッション性が高すぎるため、少なくとも7センチ以上のものを選んだ方が無難です。

購入する際の注意点ですが、量販店やデパートの店舗において、ネクタイの太さをメジャーなどでいちいち図るのは気が引ける方が多いと思います。

そういう場合は、遠慮せず店員さんを捕まえて、就活向きかどうかを尋ねてみれば良いでしょう。店員さんはプロですから、今の傾向やお客さんに似合うかどうかなど、親身にアドバイスしてくれるはずです。

ネクタイの長さについて

次にネクタイの長さについてです。これについてはネクタイそのものの長さと、締めたときの長さに分けて解説します。

ネクタイそのものの長さ

まずネクタイそのものの長さですが、普通に出回っているものは140センチ前後の物が多いです。不安であれば店員さんに確認するのがいいでしょう。

ネクタイを結んだときの長さ

ネクタイを締めた時の長さとしては、ベルトのバックルが半分程度隠れるのがベストです。短すぎるとカジュアル過ぎてビジネスの場にはそぐわないですし、逆に長過ぎるとだらしのない印象を与えます。

ネクタイ自体が140センチ前後であれば、締め方によってバックルが半分程度隠れるようには調整できるはずですから、あまりに調整が難しいようですとネクタイそのものの長さが合っていない可能性があります。


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ネクタイの長さを調節する結び方・締め方について

ネクタイの長さを左右する結び方・締め方については、この後動画やアプリを紹介しています。締め方の種類によって大剣(ネクタイの太い部分)がどの程度下に垂れるかが変わってきますので、その辺りも確認しておくとよいでしょう。

ネクタイのブランドについて

次にブランドです。

スーツをコナカや青山といった量販店において購入する場合は、一緒にネクタイを購入することが多いと思います。量販店の店員さんも商売ですから、靴やネクタイやシャツを勧めてくるはずですからね。

確かに量販店のネクタイも無難なのですが、ブランド物に比較するとや質が落ちるのは否めませんし、個性という意味でも見劣りするかもしれません。

なるべくお金を使いたくない場合は、デパートでブランド品を購入することをためらうかもしれません。しかし、考えようによっては、ネクタイは就職後も使う方がほとんどでしょうから、決して高い買い物ではないでしょう。

どのブランドが人気なの?

ブランドで人気なのがタケオキクチのブランドです。値段は10000円前後とやや高額ですが、デザイン、耐久性、素材ともに申し分ないでしょう。

他には、ポール・スミスやバーバリーといったブランドも人気があるようです。ブランドに疎い場合は、店員さんに就活向けのブランドや色柄を選んでもらってもいいでしょう。

ネクタイの結び方、締め方

さて、購入したら後は結び方ですが、今はネクタイの結び方を教えてくれる動画やアプリが充実しています。以下にいくつか紹介しておきますので、実際に動画やアプリを見て練習しておくと良いでしょう。

ネクタイの代表的な締め方・結び方は以下の通りです。

  • プレーンノット
  • ダブルノット
  • ウィンザーノット
  • ハーフウィンザーノット(セミウィンザーノット)
  • ディンプル

ネクタイの結び方・締め方が分かる動画

・ネクタイの結び方 プレーンノット

ネクタイの結び方 ダブルノット

ネクタイの結び方 ウィンザーノット

ネクタイの結び方 ハーフウィンザーノット(その1)

ネクタイの結び方 ハーフウィンザーノット(その2)

1日崩れない綺麗なディンプル(くぼみ)の作り方 ネクタイの結び方

ネクタイの結び方・締め方が学べる無料アプリ

・Google Playアプリ ネクタイの結び方 全17種類

>>Google Playをみてみる

・itunes(App store) How to Tie a Tie(ハウトゥータイ・ア・タイ)

>>itunes(App store)をみてみる

まとめ

ネクタイ選びは色柄太さともに定番と呼ばれるものがありますがあまりに定番のものだけでまとめすぎると、あなたの個性が失われてしまいます。

定番の物を抑えつつ、少し冒険することで、就活で自分をアピールすることができます。

見た目は8割とも9割ともいわれますが、見た目以上に中身が大事なことはいうまでもありません。外見だけではなく、中身もしっかり磨くよう就職活動を進めていてくださいね。陰ながら応援しています。

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編集後記

ネクタイにちなんで2つ思い出しましたので、ついでに書いていきます。就活にはなんら役に立たない情報なので、興味のある方だけ見てくださいね。

子どものころのくだらない遊び

ネクタイといえば、子どもの頃の遊びで思い出すものがあります。私の地元は青森県なのですが、こんなくだらない遊びが流行りました。

いきなり友達に対して、ネクタイの反対は何だと尋ねます。友達はきょとんとしながらも、

「ネクタイの反対? い、い、イタクネかな」などと答えます。

そこで「イタクネ?痛くねんだな?ほらほら、これでもか!」と言いながら、友達の頭をふざけて軽くポカポカ叩くという遊びです。

やられた方は悔しいので、今度は自分が仕掛け人になって誰かを叩くというわけです。そんな遊びですから、あっという間にみんながターゲットとして一度は叩かれますので、すぐに飽きられる遊びでしたっけ。

同じような遊びで手袋バージョンや、ロケットバージョンもありました。手袋の場合は下から読むと「ろくぶて」となります。尋ねた方は「ろくぶて」という答えを聞いて「ろくぶて?6ぶて?6回ぶっていいんだな?」と言いながら、ふざけて相手の頭をポンポンと6回叩きます。

同様にロケットの反対だと、これはちょっと苦しいのですが”トッケロ”となります。そこで、「とっけろ?10(とう)蹴ろだな?蹴っていいんだな?」と言いながら友達を10回軽く蹴ります(笑)。

今考えると、ちょっと間違えるといじめになりかねない遊びですが、お互いくだらねぇなぁと思いながらやりあってましたっけ。我ながら小学生ってくだらないことで盛り上がれるものだと感心します。

ネクタイが登場するアンジャッシュの爆笑コント

また、ネクタイといえば、アンジャッシュのコント思い出します。

これは、奥さんに下着のプレゼントを用意した上司が部下の家を訪ね、うっかりネクタイと間違えて下着をプレゼントしてしまうという内容です。

アンジャッシュのコントによくあるのですが、お互い勘違いになかなか気づかず、上司は部下にネクタイを上げたと思い込み、部下は、上司が真面目に下着をプレゼントしたと思い込み、慌てふためくところが最高に面白いです。

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